こんにちは! 夏も少しずつ過ぎ去り、秋を迎えようとしています。 そして秋の彼岸が近づきました。 今年の秋の彼岸は9/20~9/26の期間です。 給食では、おはぎを提供させていただきました! では、春の彼岸と秋の彼岸につい説明させていただきます! 春分の日と秋分の日は、国立天文台が発行する官報での公表をもって、翌年の日程が定められることになっていて、 日付を決める際には、国立天文台が作っている歴象年表から天文学的な春分日と秋分日を割り出されているそうです。 お彼岸という言葉には、数々の煩悩に打ち勝ち、悟りの境地に達することができるように、 仏道の修行を積む期間という意味合いもあるようです。 私たちが普段耳にするお彼岸という言葉は、悟りを開くための仏道修行というよりは、 この期間に行われる彼岸会の法要やお墓参りのことを指していることが多いかもしれません。 ◎お彼岸の由来とは? お彼岸という言葉の由来について考えてみましょう。 彼岸という言葉は、サンスクリット語の「パーラミター(波羅蜜多)」の漢訳「到彼岸」を略した言葉であると言われています。 お彼岸という期間は仏教の影響を受けていながらも、実は他の仏教国では設けられておらず、 ご先祖様を供養するといのも日本独自の風習だそうです。 日本では、ご先祖様を供養しお墓参りをするという日本古来のお彼岸の風習が根付いていますね。 ◎春と秋のお彼岸の違い 春に行われるお彼岸の行事と、秋に行われるお彼岸の行事などには何か違いはあるのでしょうか? 太陽が真東からのぼり真西に沈む特別な日は年に2回、春分の日と秋分の日ですが、 この日は我々の世界(この世)と、故人の世界(あの世)が最も近くなり、 その思いが通じやすくなる日でもあると考えられています。 その春分の日と秋分の日前後に行われるお彼岸の行事は、どちらも先祖を供養し、 お墓参りをするなどといったこと自体には大きく異なる明確な違いはありません。 異なる点を挙げるとしたら、お供え物に関してで、春のお彼岸にはぼた餅をお供えし、 秋のお彼岸にはおはぎをお供えします。 実はこのぼた餅とおはぎもそもそも同じ食べ物のことであり、 食べる時期によって名前が異なるだけなのです。 ぼた餅は牡丹が咲く季節、そしておはぎは、萩の季節すなわち秋のお彼岸に食べるもので、 そのあずきの粒を秋に咲く萩に見立てたものであるとも言われています。 春はぼた餅、秋はおはぎと使い分けているのですが、年中おはぎとして出すお店も多いようです。 なぜお彼岸にはぼた餅や、おはぎをお供えし、また食べるようになったのでしょうか? その起源を遡ると、江戸時代にお彼岸や四十九日の忌明けに食べる風習が根付いたようです。 牡丹餅を春彼岸に食べ、御萩を秋彼岸に食べます。 日本には古くから邪気を払う食べ物への信仰がありましたが、 あずきの赤色には、災難から身を守る厄除けの効果があると考えられていました。 先祖を崇拝するためのお供え物であり、自分たちで食べるためのものではなかったとも言われています。 また春と秋のお彼岸のお供えの違いは、地方によっても異なる場合があります。
お彼岸(*^_^*)